"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレス日記)

巣でいられる事

もう10年くらい前の話。

 

私は当時、大学教授の秘書をしていた。その先生の担当していた学生で

24H体制で死にたい願望と生きたい願望の間で揺れていた女の子がいて、

私は、お給料は関係なく、彼女の力になろうと決めていた時期があった。

 

時間、曜日、場所を問わず駆けつける事、病院へ一緒に行く事、

私の日常の1部になっていた。

何ができたのか?今となってはわからない。

 

でも、その子は今でも私にありがとうと嬉しかったと言ってくれる。

 

その子は卒業してから就職をして何度か転職をしてきたみたいだが、

生きたい!という事が伝わってくる。

だから、自分をコントロールするために一生懸命になっている事も伝わってくる。

 

今日は、朝に電話をかけてきて午後から新しい職場の面接に行くので

ちょっと緊張してるって言う電話が入った。

私も無職。

就職活動中。しかも、もうすぐ家がなくなるってところ。

 

まさか、10年後に同じ時期に就職活動をしているなど、想像もしていなかったけれど

彼女は大人の女性になり、私はおばさんになり。

当時、こう思っていた事なども対等に話せるような関係になれた。

 

私があの時、彼女にしようとした事、伝えようとした事、

土足で他人の家庭にヅカヅカと入って行って余計な事をしたのではないか?

彼女はどうしているだろうか?

ずっと心配で頭に彼女の事があった事など、私のその後の人生に

何度も逆に感謝出来る事として残った事。

そんな気持ちは変わらず今もあるんだけれど、

 

嬉しいのは、

彼女がこんな私になっていると知っても、素で会話をしてくれるという事。

 

 

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