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"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚した女のその後の人生

孤島から出る

強くなりたいけど、強くなれない。

倒れたくなくても、倒れてしまう。

誰かに支えてもらうことが心苦しい。

支えてくれる人の負担を少しでも軽くするためには自分がいなくなればいいと思う。

そうすれば自分も惨めな思いをせずにすむ。

 

同時にこうも考えます。

 

強いことだけがよいこととは限らない。

倒れてしまう理由があるはず。

自分が誰かの支えになれることは嬉しい。

自己犠牲は悲しい。

 

 

これは、私が書いた言葉ではありません。

 

そして、カフカの言葉をまた見つけました。

 

ぼくは人生に必要な能力を、

なにひとつ備えておらず、

ただ人間的な弱みしか持っていない。

 

今の私は、

これで、いいんだって思う事にします。

 

外車も、ブランドの化粧品も、高級なバッグに時計も、

私には何一つ必要ないものばかりです。

 

むしろ、それを自慢している人間を気の毒に思う。

私以上に心の寂しい孤島にいるような人だから。

本人は、気づかないものだ。孤島にいるのに、

多くの人と一緒にいるというような錯覚をおこしているから。

 

人間、本当に追い詰められると神頼みもしたくなるものだ。

だから、それはそれ。あれはあれだ。

私は、孤島から出ようと思う。

 

今の私には、こういう言葉が大事だったのだと思う。