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"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚した女のその後の人生

夢みる夢子と呼ばれても。

一軒だけ、マンションを内覧してきた。

 

娘の家から5分もあれば徒歩で着く場所だ。

 

最寄り駅からは遠くなる。

 

お部屋なんか、私が独身の時に住んでいたようなワンルームマンション。

 

だけど、窓を開けたら東京タワーの何階くらいなのかなー、上の半分くらいは

見えた。

 

そして、運河があってね。

 

鴨が泳いでた。 可愛い声で鳴いていた。

 

環境の良い場所じゃないはずなのに、鴨たちも、必死でこんなくだらない東京で

生きてるんだなーって思った。

 

窓をあけなくても東京タワーも、富士山も、スカイツリーも見えた場所から

車で5分くらいの場所なのに。

 

なんだか、寂しい場所に感じた。

 

そこなら、今申し込んで審査さえ通過出来れば、1月入ってすぐに入居出来ると思う。

 

娘に言うかどうするか迷う。

 

もう5年くらい前から知っている不動産屋さん。

1月に入るとバタバタと引っ越す人が増えるので待つというのも1つだと思うって。

 

だわな。

 

ここまで頑張ったんだし。

 

何なら、娘の住むマンションに空きが出るかもしれないわけさ。

 

待つか?それとも急ぐ?

えぇ、早くチワワくんとフリーダムな暮らしに戻りたいわ。

 

娘に気を使い続け、娘は、私の存在や荷物にうんざりしてるわけだし。

 

ランクルームは確かに合理的なのかも。

だけど、普通にワンルームマンションの家賃くらいなわけさ。

 

この引越し代で、彼と一緒にアメリカへ行ってしまいたい。

 

だけどね。

現実的じゃないもんね。

わかってる。