"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレス日記)

声を殺して泣く事

昨日は都内は雨だったんだ。

犬くんはお散歩へ行けず、かわいそうで。

でも、夜中になって雨も止んでいた頃、娘が作った犬くんようのトイレに
可哀想に、水ぽい下痢があった。

慌てて、犬くんに服を着せて、真夜中だったけれど少しでも出たらお腹が楽かも?と思い

寒かったのだけれど連れてった。

"I'm so sorry, Your mom is everything is stupid right?" "I say so sorry for you, everything is bad of mom."

犬くんはいつだって私のバカさに付き合ってくれてることに、心から申し訳ないと思えて泣きたくなった。

寒いのでほんの、数分だけのお散歩。

部屋へ戻って、お尻だけでも暖かいお湯のシャワーで洗ってドライヤーをしてあげようと思った瞬間、

帰宅したばかりだった娘が、

「壁にまた傷作ったでしょ!どうせまたママがお洗濯した時にでも作ったんだ」と大きな声で
言い出した。

もう、そんなことどうでもいい。

犬くんの姿があまりにも、悲しくて。

ドライヤーをしたあと、犬くんは自分のブランケットとハウスの中で、
一人だけ何かを食べだした娘をじっと見てた。

私だって、お腹がすいてる。
犬くんだって、本当は欲しいと思っただろう。

だけど、彼は諦めていた。

眠さで、こっくんこっくんと頭がなり、目がだんだん眠くなっていて。

私は、声を殺して、涙が止まらなかった。

いつだって、娘が泣いたり喘息で咳が止まらなくなった時、娘の父親だった元夫が
何かにつけて、怒鳴ったり、罵倒するような言葉を投げていた時の事を思い出した。

私は、元夫にわからないように声を殺して泣いてた。
時にはお布団に顔を隠して。時には、夫が出かけたあとに。
手が無意識に握りこぶしを力いっぱい握っていた時の気持ち。

悔しい、悲しい

その気持ちを、今は娘に対して思ってしまう自分がいる。

犬くんは、私にとってもそうだが、娘にとっても大事な家族なはず。

彼女は、悪い子ではない。わかってる。

だけど、心がいったいいつからあそこまで貧しくなったのだろう。

他人を罵倒し、親を罵倒し。犬くんに対する気持ちが、彼女の父親に似てる。

娘は、弱い。とても心が弱い。
弱いから吠え続ける。

彼女の心は、真っ暗だ。 私にはもう助ける事はできないの?

私が原因で、彼女はあそこまで心が濁ってしまったのだろう。

私の立場だと、今居候させてもらっている身なので、娘に何を言われても仕方がない。

ただ、犬くんは違う。

彼は一人では生きられないのだ。

人間の勝手で、あちこち動かされ、老後は、体が悪いのに、一生懸命に生きるために頑張ってる。


息がしんどそう。
食べたいのに、我慢してる。
娘が怒る空気や声を理解してる。
私と娘が普通に会話していると、ねんねできるのに。

私は今、無力だが、彼はずっとこういう気持ちで生きていたのだろう。

人間、私か娘の力がなければ生きられない。

涙が止まらなかった。

犬くんが眠るのを確認して、私も眠った。

娘は、明け方までスマホで何かしていたはず。

寝る前に、1言も話していないから機嫌悪かったんでしょう。

明日、私は、一社の面接を受ける事になっているのだが、
娘は、
「まさかその面接だけに期待してるんじゃないよね?」と。

他にも並行して仕事は探してる、と伝えたら、
「当たり前」と言われた。

私は、正直、明日の面接で採用になるとは思っていないけれど
そこに集中したり、自信を持っていたいと正直思っている。

私の年齢では、ダメ元なような会社だから。

むしろ、私が犬くんと住める場所を探したいと思ってる。

それを、娘は「仕事と家の両方を探して、できるわけが無い!」と怒った。

私だって、わかってる。

あれもこれもなんて出来ない自分の事を。

仕事を探すとしたら、明日の面接でもし採用になった時のことも考えてしまう。

日雇いバイトをするにしても、そこに影響のないシフトを考えておかなくてはいけないのでは?とか。

真夜中のバイトをするとしたら、生活を元に戻すには時間がかかる自分の体の事も関係してくる。

私は、娘のように、器用では無い。


頭の回転も悪い。何をしてもバカでみっともない。飲み込みも悪い。

彼女と話すと、自分が嫌な気持ちがもっともっと強くなる。

この社会に私を認めてくれる場所を探そうなんて、作ることも出来ないことを改めて感じる他ない。

犬くん、どうかこんなママを憎んでね。

ただ、ママが出来ること、限られた時間、精一杯したいよ。

無力なりに。