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"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚した女のその後の人生

もう少しで危なかった事件。

犬くんがやっと今朝、病院へ行けた。

心臓は肥大が増していた為に、気管も細く押し上げられていた。

さらには、お腹にガスがたまっていた為に昨日からおならの臭いが本人も気にしていたほど、臭っていたのだ。


今朝の病院では、即効性のある注射で利尿剤やお腹のガスの為のお薬、息がしやすくなるお薬の入ったものを

打ってもらい、帰り道ではお咳がはっきりわかる程、減っていた。


私は、帰り道で2、3分だけコンビニのようなストアに立ち寄った。

何度かその前で待っていてくれたので、今日も2分もかかっていない時間で出た。


そこで、私の心臓が口から出そうな出来事が起きてしまった。


犬くんがリード(首輪ではなく、体にフィットさせたもの)を取り外していなくなっていたのだ。


動揺して、とにかく大声で犬くんの名前を呼んで近辺を見てみた。


100M以上向こうにある大きな交差点の横断歩道の所でうろうろしてる。


もう、私の心臓が止まりそうになった。



大声で呼びながら、駆け寄った。


親切な人が、車道に出ないように止めながら、見ていてくれた。



私がこれまでした事の無い程、動揺をしていたせいで犬くんの命の恩人だと言うのに

口頭でのお礼しか言えなかった。


もう......本当に情けない。



あの方のお名前などを伺えば良かった。


犬くんがどこも怪我をしていないかを見て、抱きかかえてとにかく急いで娘の家へ戻った。

玄関を入った瞬間、私の腰がくだけるように座り込んでしまった。


犬くんは、けろっとして嬉しそうに自分の匂いのあるブランケットに体を押し付けるように

コロコロして、ご機嫌だった。


早く自分の家(正確には娘の家だけど)に戻りたかったのだろうか。

スーパーからは真逆の大きな道へ一人でトコトコと歩いて行ってしまうだなんて、、、、

想像もした事が無かった。


相当、遠くでも私が遠視だったおかげで、犬くんの姿を見つける事ができたのもラッキーだったとしか言いようが無い。





まるで、痴呆の老人だ。

間違いなく、彼は老犬だけれど。

犬くんの心臓よりも、私の寿命が90%は縮まった。

私の心臓は、なかなか落ち着かなくて、そのあともずっとドクドクいってたよね、、、


もう2度と一人でどこかで待たせるのはやめる。


ママが悪かった。

ママがそこまで想定しておくべきだった。

2分あれば、あのリードをするりと脱げてしまう事も驚き、、、、



命があって、本当に良かった。

また命の恩人のあの女性の方にお会い出来ないだろうか。


とにかく、もしも車道に出ていたら車にひかれまくるような大きな通りだという場所だった。

普段、そこへ犬くんと歩いた事は1度も無い。


車からは、犬くんが仮に飛び出しても犬くんの小さいサイズは見えないはずだ。


悪運なのか、ラッキーな運なのか、、、彼も運を使いはたしてしまったように思う。


ママが悪かったね。

暑くて寝不足で疲れて、朦朧としていたのかもしれないね。


いやなお医者さんで頑張ったのだから、まっすぐ家へ戻してあげるべきだったね。



お咳の回数も強さも、その後明らかに、昨日よりはマシ。

お薬を飲ませても、お咳をして吐き出してしまったので、もしかしたら朝、夕のものを、しっかり吸収できていないかもしれない。


明日の朝まで、お薬は飲ませてあげられないので、今日こそは眠れるといいね。


心臓の悪い犬くんを家族にもっている人のブログを読んだりしてこの3日間、本当に長かった。

寿命が3日、もって1週間と言われた病院に私はもう行っていない。


今の病院へ毎週行くようになってから、5ヶ月。

もし、続けてあの以前の高級な病院へ犬くんを通わせていたら?1週間で私たちの目の前にはもう
いなかったの? 考えただけでぞっとする。

私の判断はいつも失敗ばかりだけれど、犬くんの病院をかえたのは正解だったと思ってる。

心臓が頑張ってるのに、車にでもひかれたりしたらママはもう息出来ないよ....

本当に、本当に、ごめんね。