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"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚した女のその後の人生

私の人生をめちゃくちゃにされた!と子供に言われたら?

「人生をめちゃくちゃにされた」という言葉が私の頭から今日は離れない。


どの言葉も子供が親に対する「甘え」から出た言葉だと頭では理解していても、凹む。


言ってしまったあと、引っ込みがつかなくて本人がきっと一番辛いんだろうなって伝わってくる。



「何であんな言葉を言ってしまったのだろう?」と悲しいのは言った当本人だと思う。




親戚もなく、娘と私はたった2人でこれまで生きてる。

犬くんがいてくれたおかげで、2人の橋渡し役を背負ってくれていたのだと感謝している。


家族や親戚が多いから幸せだとは私は思っていないが、娘は違う。


親戚や家族が多かったら良かったのにとこれまで何十回、何百回と言われた。





私の存在が重いのはわかる。

18歳くらいになってからは、

出来るだけ距離を置き、彼女が相談してきたり、アドバイスを求めてきた時だけは母親として話すけれど

それ以外は、自分の責任で持って暮らして健康にさえ気をつけてくれていたらママはそれだけで嬉しいと言ってきた。


彼女は、同世代の子に比べれば幼稚な考えや甘えを私に突きつけてくる。


でも、それが私の娘だから。

彼女のポリシーで個性だから。


親に、正面からぶつかる事の出来る、出来た子供が私は羨ましい。


私には両親が揃っていたわけでも、毎日、食事を用意してもらえたわけでもなく、お弁当を持たせてもらったわけでもなく、

高校や、大学までお金を出してもらったわけでも、アパートを借りてもらったわけでもなく

結婚して子供が出来てからも、親を頼る事が出来なかった私からすれば、何歳になっても親に

悪態をつけたり、過去のことをいつまでも怒って言葉にしたり出来る人が羨ましい。



気づけば私は50歳。


私の子供が「自分の人生をめちゃくちゃにした!」と怒っている言葉には

多くの意味が込められていて、重い。


ミサイルが頭に落ちるより苦しい気持ちになる。



言われない日は無いほど、何かしら言われる。


でも、そんな娘に対してホームレス状態の私は、何も言いかえす言葉も無い。



自分の事、親のことを受け入れることが怖くてたまらないのだと思う。

だから、あさっての方向を見て自分の足元を見ないのだと思う。

親が病気や障害を持っているという現実を受け入れることはどれだけ大変で、エネルギーと時間を使うのかを

私自身も経験しているだけに、娘に申し訳ないと思う。


私は、とんでも無い学区や何度も転校を経験し、幼馴染がいない。


娘には、その思いをしてほしいとは考えられずに、街の中で1番よしとされていた学区へ入学させた事を

彼女は今になって、私に対して恨みを持っていると言い出した。


何歳になっても、反抗期の幼い子供のようだ。


だけど、もう彼女は成人して何年もたつ一人の大人として生きてもらいたい。


私が出来る事は、誠心誠意頑張ってきたつもりが、20年以上が過ぎてから

あの時はあれが嫌だった、これが辛かった、恨んでる、と言われてみて、多くを考えさせられ、想う事が多くなった。


今は、自分自身が抱えている事が大き過ぎて必死でその日を終わらせる事と、生きてるだけで良しと思う事に

努力をしているけれど、

娘が、「自分の人生をむちゃくちゃにした」

と、言った瞬間、それらしき言葉や辛くて涙が出てしまう言葉はたくさん言っていたのを耳にしてきたが、

それらを全てまとめてひっくるめて言われたような言葉の重みだった。


離婚して、私一人で娘を必死で育てたつもりだけれど

彼女は、決してそう思っていない。

一緒に長時間いられない。それは彼女がそうしたいのだから、何ひとつ悪い言葉では無いと思うんだ。


私に近づいてきては、怒る。 これは、私も辛くなってしまう。


娘はこれっぽちも悪いなどと他人には思われたくない、その気持ちが優先してしまって

生活保護を受給申請する事にもこれだけ考える時間をかけてしまっている。


犬くんがいて娘の家の近くから離れると、現実問題として、お薬をあげたり食事をあげる事が

毎日になると、電車に乗り行き来する事は難しいのでは無いか。

かと言って、娘の近くでうろちょろする母親はいったいどうしたものか?


彼女の生活に入り込もうとしているわけでは無い。


彼女は彼女。私は私。そういうベースがある。


犬くんが死ぬ事を待っているわけでは無い。

ただ、彼にいつか最期の日が来て、悲しいけれど娘と私で看取る事が出来たら、彼は安心して天国へ行けるのでは無いか。

これまでのお礼を言えるような気がしてならない。


その日が来てしまったら、その後私の人生がどこへどう転がっても構わないんだ。


家なんか、どこのどんな箱でも構わない。


このままホームレスで大丈夫。


生活保護の申請もするさ。


仕事が出来る事があれば働いていたい。 結果的に数日間であったとしても、社会と繋がっていたい。

私が存在する意味を知れるから。


お金は、今だってお財布に30、40円が入ってるだけ。

6月の中旬まで1ヶ月もある。

どうやって食事を買おう?

そんな暮らしとホームレス状態で、犬くんの為にとか言ってあげられないのが悔しい。




「私の人生をめちゃくちゃにした!」

頭からどうやっても離れてくれない。

何度も何度もこの言葉がまわってくる。めぐってくる。


「可哀想な子」だなんて娘に対して思った事は無い。

それでも、彼女は私と暮らしてきて、生きてきて辛かったんだね。

生き辛さの中で必死に生きてるんだって事も手にとるようにわかる。


親として、女性として、こうすれば生きやすくなるという提案をしてきたが、

きっと彼女の思う回答では無かったのだろう。


私の食べ物が無くなっても、犬くんのお薬代を何とかしなくては。



富を得た人で、施設とかによく寄付をするのを耳にするけど、 

こういう小さなお金で今日どうしようと困っている人に、わずかで構わないので、ばらまいてくれないかな。

10000円あれば?お薬代になる。

1ヶ月先までお金が用意出来ないのだから、4万円は最低でも必要という事だ。。。。


どうしたら、、、

来週は、3日しか働けない。そのお金を手にできるのは、来月末。

1ヶ月半以上先だ。


日払いのバイトは簡単に見つからず。

誰も助けてはくれない、自分の家族の事は私が何とかしなくちゃいけないんだ!

娘が6歳からいつもそう思ってきた。

私が何とかしなくちゃいけないと。

そして、成長した娘から悲しい言葉が返ってくるなんて想像も出来なかった私は、まるきりのバカだ。