"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレス日記)

眠れなかった

"世界一キライなあなたに"

"Me Before You"というイギリスが舞台の映画を観ていたら世が明けてしまった。



とても考えさせられる内容だった。


事故で体は麻痺している男性が尊厳死を希望していて、それまでの間、介護をしてくれる人を母親が探し一人の女性と出会う。

それまで、事故以来、人と関わらず過去の自分の楽しい思い出、仕事での自分、恋人、

自分に自信もなく、他人にも自分にもイライラするような日々を過ごしていた。


アルバイトで来た女性と恋におちるけれど、自分がこんな体のせいで自分の大事な人が悲しんでいる顔を観たく無いと

彼女がアルバイトとして来る6ヶ月も前から彼は決めていた事を実行にうつすのだ。


とても、尊厳死を美化された映画だと私は思えた。


でも、自分が生きる事を望まない事、考えて考えて決めた事をどうしても望むならそれは誰にも止められないのかな。





もう日付は変わってしまったけれど、

昨日、娘からLINEが来たんだ。


2日前に、彼女に渡すものがあったので宅配ボックスに入れておきますと私からLINEをした。


犬くんのトイレシートが心配だったので、アマゾンで犬くんが好きだったおやつを一緒に買って送った。


娘から来たLINEは、宅配ボックスにいれたもの受け取りました。

私の家に色々送ってくるのはやめてください。

そして、こうやって何度も連絡をしてくるのはやめてください。



犬くんのことが気になって何をしていても、どこへいても、涙が止まらないんだ。


ふとした瞬間に、自分が高い建物が飛び降りる瞬間を想像できて、普通の精神状態では無いのだろうと

自分でも客観的に思う時が増えた。



娘は、そこまで私を恨んでいるのだろう。

病気になったこと、ずっとお仕事が続けられないということ、

娘がおもう母親像では無かったこと。


もう娘を悲しませたくも苦しめる気持ちもないのに、結局のところ

いつも悲しませてしまうんだ。



犬くんは、どうしてるだろうか。

何してるだろうか、

息苦しがっていないかな、

一人でおるすばんしてる時、寂しくないかな。


エアコンつけてもらってるかな、

真っ暗なお部屋でお留守番してるんじゃないかな、


ごはん食べれてるかな、


きっと頑張り屋で、気を使う犬くん、ママがいなくなって、

お姉ちゃんだけが頼り、頑張ってるんだろうな。



ごめんね、ママは犬くんと暮らせる家を借りたいと思って頑張ろうとしてるのに、

ことごとく、保証会社の審査で落ちてる。


もうダメなのかな。


もう2度と犬くんとは会えないのかな。


一緒に眠ったり、一緒にごはん食べたり、一緒にお話ししながら歩いたり出来ないのかな。


ママはこんな人間だから、寂しい と言ってはダメなのだよね。


娘を尊重するなら私は出ていく他に無かったんだし。


犬くんが天国へ来る前に、ママはやっぱり先に行って待っていてあげたほうが良いのかな。



誰も私を必要としていないのに、生きているって辛い。


自死に賛成するわけでは無いけれど、この映画を観てこういう生き方もあるのかなって。



実際に、そこへ行ってお金を払ってまで自死を選ぶ人がいるのだから。


私は、スイスへ行くお金も無ければ、尊厳死をさせてもらう場所へ入るお金も無い。



愛する人に囲まれて自分の最期を迎えることが良い、悪いは、きっと考え方やその人の状況にもよるだろう。


痛み苦しみしてでも生きるなら、楽に最期を迎えたいと思うことは罪だろうか?



私は、今こうして生きてきたことには意味が必ずあったんだ。

娘を育てるという事。


そして、犬くんの最期を看取るという事。


だけど、もう会えないのなら


誰なのかもわからなくなって、苦しんでいる危篤の状態になってもし娘から私に連絡があったとしても、


私は、犬くんのために何も出来なかったと思い知るだろう。


いやだ、お別れしたくない。

なんでそんな最期のお別れを待ってる事ができるだろうか。


苦しくて、その時を待っているだけの時間が苦しくて耐えられない。


離れていても、これまでどおり、犬くんのためにトイレを綺麗にしてあげたい、ごはんを一緒に食べてあげられないから、

せめて、トイレは綺麗にしてもらうためにシートを送った事はダメなのかな、、、



犬くんが1度あげると24時間くらい持ち歩いてから食べるクッキーを送ったんだ。


娘ともう2度と会えなくても構わない。


私が母親として最悪だったのだろうから。


だけど、犬くんは私にとって全然違う存在。

こうしてここに書いていても、書くのをやめても、涙が止まらないんだ。


涙が出て画面がみえない。

会いたいよ。抱っこしてあげたい。

待っていてくれてありがとうって言いたい。

会いたいんだ。


私から何もかもがなくなって行くのは、私のこれまでの人生の結果。

娘から言われてからずっとこの言葉は消えない。


犬くんが元気にしてるかどうか?それすら言うのもいやなのかな、

犬くんが、どんな状態なのかだけでも何で教えてはくれないのかな。

私の友人と電話で話したという前日に娘と話をしたのが最後だ。


その後、友人と話をしたあとから一切、連絡がこなくなった。


そして、昨日きたメッセージをみて返事を何も出来ないくらい動揺してしまった。


悲しい。それ以外に何も無い。

犬くんの事だけを考えていこう、前を向いて頑張ろうと思っていた時だったので、

立てないくらい地面の奥底まで突き落とされたような気持ち。


犬くん、どうか長生きしてママと暮らせる日まで待っていて? 顔をみたいな。

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